いしかわ文明堂について

いしかわ文明堂物語 ~ありがとうの心をいつまでも~

昭和27年(1952年)、戦後焼け野原になった沖縄で、
「復興は教育からだ」と始めた文房具屋さん。
それが、いしかわ文明堂のスタートでした。

~ 序章 ~ 〈昭和27年当時〉

町の小さな文房具屋さんに、はだしで鉛筆1本を買いに来た少年がいました。
店のおばちゃんは、「ありがとうね。勉強しなさいよ」っておつりと一緒に飴玉を1個あげました。
少年は嬉しそうに飴玉をなめなめお店を出ていきました。

ぞうりを履いたおばあちゃんが、女の子の手をひいて「4月から1年生になるさぁ。筆箱ないね~」って言いながらやってきました。
店のおばちゃんは「おめでとうございます。かわいいお孫さんだね~。はい、ありがとね。」って赤い筆箱を選んであげました。女の子は大喜びでした。

背広姿の男性が金銭出納帳を買いにきました。
店のおばちゃんは、「いつもありがとうございますねぇ~」と頭を下げました。

店のおばちゃんは創業者石川元繁の妻の敏子です。
おっとりしていて優しい「店のおばちゃん」でした。
口癖は誰にでも「ありがとうね」と感謝する人でした。

~ 本章 ~ 〈そして現在〉

昭和が終わり、平成が終わり、新しい元号がはじまります。(※2019年時)
時代が変わっても、敏子おばちゃんがお客様に言い続けていた
『いつもありがとうございますね」の気持ちに変わることはありません。

文具だけを売っていた時代から変化して今、いしかわ文明堂はオフィス環境の最適化を目指して「オフィスリフォーム」と「オフィスカイゼン」のお手伝いをしています。

「オフイスリフォーム」は
動線を考えながら椅子や机の配置をして、使い勝手を考えながら棚の配置をします。床上に多数のコードが入り乱れないように床下に配線したり、執務室と休憩室や応接室と会議室をパーテーションで仕切ったりします。
お客様からの「使い勝手が良くなったよ」とか「新しくカラフルになったら職場が元気になったよ」のお言葉に嬉しくなって「ありがとうございます」と心より感謝いたします。

「オフィスカイゼン」は
「整理・整頓・清掃」を基本としたカイゼン活動です。私達は3S(スリーエス)と言っています。
工具や資材や備品が混在している倉庫を整理整頓して、探す時間を短縮したり、ムダな購入がなくなったり、あまり資材を活用して原価率が下がったお客様がいらっしゃいました。「モノを探さなくなったよ。今までどれくらいモノを探すのに時間をとっていたかわかったよ。」とか「原価率が下がって利益が出たよ」など、お喜びの声をいただき、なんとも言えず嬉しくなりました。本当に仕事冥利に尽きます。お客様の喜びを共に味わえることに感謝です。

~ 未来へ ~ 〈これからのいしかわ文明堂〉

鉛筆やノートを販売する町の小さな文房具屋さんから始まったいしかわ文明堂。
創業より受け継がれた「感謝の心」でこれからもお客様に喜んでいただけるような仕事をしてまいります。

代表プロフィール

株式会社いしかわ文明堂 代表取締役
石川 京美

大学の薬学部を卒業し、もともと薬剤師の道を目指し、薬局・病院勤務を続けるも、仮死状態で生まれた長女の看病の為退職。

子育ての合間も父親の会社での経理事務、薬局でのアルバイトを精力的にこなす。

その後約6年、「スクールがじゅまるの木」という学習塾を主催。 5歳から80歳まで、老若男女を問わない算数・数学・英語を主体に生涯学習を行う。

2006年11月、株式会社いしかわ文明堂入社。 「新しい風を吹かせて欲しい」と社長から乞われる。

2010年11月、株式会社いしかわ文明堂社長就任 現在に至る。